池田のり久 公式ホームページ

【多事争論】 472倍。

 大阪府吹田市が経済対策の一環として緊急に実施した事務職員採用募集で、募集人員5人に対し2362人が受験したそうだ。なんと倍率は472倍。

吹田市の素晴らしいところは、幅広い年齢層に雇用機会を提供するため、対象を59歳までとしたところだ。
その結果、40歳代以上が応募者の31.6%を占めるなど、幅広い年代の受験者が押し寄せた。
他市の事例を見ても、年齢制限を引き上げ、門戸を拡げたことにより、受験者が多かった。
リストラ・派遣切り・内定取り消しなど雇用不安を解消することは喫緊の課題だ。
自治体側としても民間の知恵や技術、経験をもつ有能な人たちを採用するのには大きなメリットがある。
誰もが安心して暮らせる社会をつくるのが政治と行政。
「何か仕事はないか。」「地元で働きたい。」そのような声を聞くが、奈良市では、いまだ緊急雇用対策としての職員募集は行っていない。
外郭団体への再就職(天下り)を斡旋するより、本当に苦しんでいる人たちを救う手だてを迅速に取り組んでほしいと強く願う。