池田のり久 公式ホームページ

世界遺産学習全国プレサミットinなら 奈良教育大学ユネスコ・スクール教育実践研究会

奈良には、素晴らしい歴史と文化、そして世界遺産がある。
全国で世界遺産学習が展開されているが、中でも奈良の教育現場においては『世界遺産学習』に力を入れている。
その報告会が、奈良教育大学で開催された。

『動植威(ことごと)く栄えんことを欲す』
これは、743年の大仏造立の詔に表記された聖武天皇の願い。
この願いに260万人の人々が応え、大仏造立に協力した。当時の日本の人口が約600万人というから、その半数近い国民が聖武天皇の思いに賛同したことになる。

動・植とは、動物も植物もこの世に生きるものすべてという意味。
すべての生きものが、ことごとく栄える世の中の実現を願い、完成した大仏。

この研究会に参加して、私は日本のまほろば・奈良の素晴らしさと普遍的価値を再確認するとともに広く世界へ発信していきたいと強く思った。

世の中が不安を抱えている時だからこそ、奈良に宿る精神文化の原点に触れて学ぶこと、そのことが人々を真の安心に導くのではないか。
今こそ、祈りを私たちの心の拠り所とした奈良の可能性を引き出していく時だ。