お水取り ~別火~
本日20日から、『東大寺二月堂修二会』にこもる練行衆たちは「別火(べっか)」に入った。
「別火」とは、使用する火を俗世間と分け、本行のために精進潔斎をすることである。
戒壇院の庫裡(くり)に『二月堂修二会別火坊』という看板を掲げ、練行衆全員が合宿をして修二会の行法の準備を始める。
その準備では、護符など本行に使うものを作ったり、お経やほら貝の練習したりすると聞いている。
そして、本行にあたり練行衆たちの心と身体の備えもするのだろう。
今年はじめて練行衆となる新入の若い僧侶(新入)は、すでに15日から「別火」に入って準備をしているとのこと。
このように千年を超える長い時を受け継いできた伝統行事のバトンは着実に手渡されていくのだ。
奈良に春呼ぶ、1258回目の『東大寺二月堂修二会』の準備が今年もいよいよ始まった。
修二会の本行は3月1日始まり14日まで。

